いくつか方法はあったのですが、直接Windows Server2012R2にスキーマ拡張するには、.NETのバージョンが合わないことが分かって、Windows10でドメインに参加してからのということが分かりました。
検証でそこら辺を詳しく検証してたら、ちょっとブログの間が開いてしまいました。
本当はWindows Server2016でやるのが無難なんですが、そうもいってられないこともあり、まぁ仕方ないですね。
自分的には幾つか色々試せたので、それはそれでいいのですが、スキーマ拡張するだけで、こういう苦労するんだなぁとは思いましたが(苦笑)
特に、Exchangeを導入している訳でもないので、ちょっとした検証のつもりではあったのですが、それでもまぁいい経験にはなりました。
ということで、Windows10からスキーマ拡張するには、Windows用のリモートサーバー管理ツール(RSAT) を導入してからExchangeのスキーマ拡張コマンドをたたいてやるという手順になります。
下記のMicrsoftのページからRSATをダウンロードしてきます。
ダウンロードボタンを押すと下の画面が表示されるので、一番下にチェックを入れてダウンロードします。

ダウンロードが完了したら、インストールしたいWindows10端末にmsuファイルをコピーします。
コピーしたmsuファイルをダブルクリックすると、自動でインストールが始まりますので、更新するを選択して、インストールの終了を待ちます。
インストールが完了すると、Windows管理ツールに下のようにActiveDirectoryの操作ツールがインストールされています。

これで、ExchangeのISOからスキーマ拡張できる状態になっていますので、
あとは、ISOをマウントして
E:\Setup.exe /IAcceptExchangeServerLicenseTerms /PrepareSchema
コマンドプロンプトにて、ISOのドライブ名からスキーマ拡張コマンドを投入するだけです。
このコマンドを投入するには、Windows10の端末がドメインに参加していることが条件ですが、
これで、WindowsServerからでなくてもExchange用にスキーマ拡張することができます。
今回はちょっと端折ってしまったので、次回はもう少しやり方とかを詳しく記載したいと思います。
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